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本作品は依頼とは別で、私自身が見せたい、山内流とはどういうものなのかを自ら演出しました。
山内流とは臼杵に伝わる古流泳法で、今年でちょうど200周年を迎えた。文政5(1822)年に松山藩の山内久馬勝重(やまうちくめかつしげ)から臼杵藩に伝わり、武芸としての水術会得のために多くの藩士に広まっていったそうだ。当時は鉄砲や弓矢を持って泳ぐ渡海(とかい)という演目を藩主に披露していたのだが、現在の渡海は大籏や花笠を持って泳ぐ。
最近は山内流のことを知らない人が多く、海で泳ぐ事を嫌う子供もいる。この動画ニュースをたくさんの人に見ていただき、山内流の歴史や魅力を通じて、自然の中で遊ぶ楽しさを知って欲しいと思う。この山内流が200年もの間、大切に受け継がれてきたことが素晴らしく、今後も臼杵の宝として山内流が続いていくことを願っている。